理念・目標

■総合理工学部の理念

 21世紀の知識基盤社会においては,新たな知の創出と知の活用による更なる科学技術の発展が求められている。総合理工学部は,理学,工学の教育・研究を基盤に,従来の枠組みを超えた分野間の有機的な連携を図り,新たな視点に立った理工融合型の教育・研究を推進する。これにより総合的視野をもった創造力豊かな人材の育成を目指すとともに,新たな科学技術の開拓を通して社会の持続的発展に寄与する。

■総合理工学部の目標

  1. 専門的基礎学力と総合的視野をもった活力ある人材の育成
    • 理工学の専門的基礎教育を展開する中で,基礎力,応用力とともに理工融合的視点(理学的発見あるいは課題を工学的視点から捉え,工学的課題を理学的視点から捉えること)を育て,総合的視野をもった創造力豊かな人材を育成する。
    • 変革する社会の中で自立して活動できる判断力,コミュニケーション能力,国際的視野をもった人材を育成する。
    • 豊かな教養や倫理観をもち,人類社会や地球環境とのかかわりについて総合的に考え判断できる能力をもった人材を育成する。
  2. 特色ある国際的水準の研究の推進
    理工学の先端的・学際的研究,従来の枠組みを超えた連携による理工融合型研究,地域課題に立脚した研究など,特色ある研究を高度に推進し,教育に資する。
  3. 国際交流の推進
    研究成果の世界への発信,国際学術交流,国際共同研究,留学生の受入れ等を積極的に図り,国際的に魅力ある教育研究を推進する。
  4. 地域をはじめとする社会貢献の推進
    社会の中核となる有為な人材を社会に送り出すとともに,研究成果の社会への還元・普及を図る。特に地域の活性化のために,地域社会との連携に努める。
  5. 効率的・効果的で透明性のある学部運営の推進
    上記の目的を達成するために,効率的・効果的で活力ある学部運営を目指すとともに,積極的に情報を公開し,透明性のある学部運営を目指す。