自然科学研究科博士前期課程学生2名が第126回地質学会年会(山口大学)において,優秀ポスター賞を受賞しました。

2019年11月11日

 環境システム科学専攻地球科学コースの曾根明樹さん,丸山祐太さんの2名が2019年9月23日〜25日に山口大学吉田キャンパスで開催された日本地質学会年会において優秀ポスター賞を受賞しました。このポスター賞は各日の発表の中で,50件程度あるポスター賞へのエントリー発表の中から2〜4件程度選ばれるものです。
 丸山さんは鳥取市周辺に分布する約1,800万年前の地層を対象に,綿密な地質調査を行いました。その成果として,地層がたまる受け皿となった地形(盆地)の発達をこれまでよりも高い精度で復元しました。さらに,その盆地ができる時に,地殻内部に働いた力の方向が,これまでの考えとは異なる可能性を示しました。この盆地の形成は日本海がどのように発達したかを知るためにも重要で,今後の研究の進展が期待されています。
 曾根さんは静岡県菊川市周辺に分布する400〜200万年前の地層を対象に研究を行いました。この地層に見られる,海底で発生した混濁流と呼ばれる流れからの堆積物を詳しく調べ,その情報から当時の海底地形の時系列変化を復元しました。復元された地形変化はフィリピン海プレートの運動を反映していると考えられ,プレートの挙動をより詳しく理解することにつながる研究として,今後が期待されています。
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