総合理工学研究科地球資源環境学領域の三瓶良和教授が日本有機地球化学会学術賞(有機地球化学賞)を受賞しました

公開日 2015年01月28日

地球資源環境学領域の三瓶良和教授が日本有機地球化学会学術賞(有機地球化学賞)を受賞しました.日本有機地球化学会は自然界の有機物に関するさまざまな分野の専門家が集うとてもユニークな学会です.有機地球化学賞は長年に渡って行われた数多くの研究の中から,特に顕著な業績のあった研究に対して年1件程度与えられるものです.三瓶教授はこれまでに中海や宍道湖の湖底堆積物について有機地球化学的な立場からその形成環境や資源(炭化水素)としての可能性を評価する研究,国内外の石油・天然ガスの起源となった岩石(根源岩と呼ばれます)および炭化水素を今後生成する可能性のある岩石の堆積環境に関する研究などを行ってきました.これらの研究成果として国際誌に公表された論文も多く,それらは多数の論文に引用されています.三瓶教授の一連の研究成果が有機地球化学界に広くインパクトを与え続けていることが高く評価されての受賞となりました.以下の写真は授与されたメダルと賞状です. 

 

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