2015年11月14-15日に岡山大学津島キャンパスで開催された2015年日本化学会中国四国支部大会（主催：日本化学会中国四国支部）において、物質化学コース・博士前期課程１年の矢野なつみさん（指導教員：半田真教授、片岡祐介助教）が「Half-Paddlewheel型ロジウム二核錯体を用いた水の光還元反応と置換基効果」という演題でポスター発表を行い、「優秀ポスター賞」を受賞しました。
この研究は、Half-Paddlewheel型ロジウム二核錯体が水の光還元反応において極めて優れた水素発生触媒として機能することを発見し、更には水素発生の反応機構を電気化学的・分光化学的に調査したものであります。本研究成果は、近年注目されている人工光合成(光エネルギー科学)の領域の発展に大きく寄与する事と考えられます。