地球資源環境学科の学部4年生が2016年島根大学研究機構汽水域研究センター第23回新春恒例汽水域研究発表会 汽水域研究会第4回例会合同研究発表会において汽水域研究センター長賞を受賞しました

公開日 2016年03月09日

2016年1月9日・10日に,松江市ろうかん(労働会館)で開催された2016年島根大学研究機構汽水域研究センター第23回新春恒例汽水域研究発表会 汽水域研究会第4回例会合同研究発表会において,地球資源環境学科4年生の梅田隆之介くん(指導教員:入月俊明教授)が「隠岐島後重栖湾の最近の環境変化」という演題で口頭発表を行い,「汽水域研究センター長賞」を受賞し,3月7日に汽水域研究センターのセンター長室で授与式が行われました.


この研究では,隠岐島後の北西部に位置する重栖湾おいて掘削された3本の柱状堆積物を用いて,粒度分析・化学分析・生物分析・年代測定の結果を統合し,過去数百年間の底質環境の変化を復元しました.また,津波や洪水などにより形成された可能性のある,幾つかのイベント層も確認しました.本研究の成果は環境地質学の分野のみならず,防災などにも大きく寄与する事と考えられます.