本研究科博士後期課程学生がが第5回JACI/GSCシンポジウム(2016年6月2・3日に神戸で開催)にてポスターを受賞しました

公開日 2016年06月09日

本研究科の博士後期課程2年Soontornchaiyakul Wasusate君が、2016年6月2・3日にANAクラウンプラザホテル神戸で開催された第5回JACI/GSCシンポジウムにて、「Rhドープチタン酸ナノシートの合成と光有機物分解反応への適用」というタイトルのポスター発表を行い、ポスター賞を受賞しました(ポスター発表件数:395件)。この発表では、高効率光触媒素材のひとつとして注目されるチタン酸ナノシートのTiサイトにRhをドープすることで、この材料の光触媒特性を向上させることに成功したことを報告したものです。この成果は、将来さまざまな素材に対して容易に塗布して利用可能な光触媒材料としての利用が期待できるものです。

なお、このシンポジウムは、既存の学問分野、学・産・官、さらに国と国の壁を超えて、環境負荷低減のみならず長期的かつ全地球規模の課題解決と、われわれがより健康で豊かな社会を持続可能な発展にかかわる活動のすべてに関するシンポジウムです。