本研究科博士前期課程地球資源環境学コースの学生が日本地形学連合2016年秋季大会にてベストポスター賞を受賞しました

公開日 2016年10月20日

本研究科の博士前期課程地球資源環境学コース1年水戸川司君 (指導教員:小暮哲也助教)が,2016年10月8~9日に明治大学駿河台キャンパスで開催された日本地形学連合2016年秋季大会において「Nearest Neighbor法によるGNSSデータ解析:山陰地域のひずみ分布の推定」というタイトルの発表を行い,ベストポスター賞を受賞しました。
この発表では,国土地理院によって全国に約1300ヶ所設置されている地表面変位観測所の中から山陰地域周辺で観測されたデータを詳細に分析し,山陰地域におけるひずみ集中帯の分布域を報告しました。ひずみ集中帯では活断層による地震が発生しやすいと考えられていますが,地震発生が少ないと一般的に考えられている山陰地域について分析した本研究は,社会に対して地震への備えを呼びかける啓発的な効果が高い,とも評価されてベストポスター賞に選出されました。

 

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