本コースの概要

理工特別コースとは

理工系分野に強い興味・意欲, 能力を持つ学生を受け入れ, 将来の科学技術の発展をリードする優秀な研究者・技術者, 及び将来の科学技術の発展を担う人材を育てる有能な教育者を育成するために, 1~2年次から研究活動を始めるコースです。

理工特別コース履修生の選考は, 各学科への入学者(3年次編入学者を除く)から, 合計20名程度の学生選抜によって行います。理工特別コースへの配属を希望する学生を対象に, 9月下旬に面接を実施し, 面接結果と志望理由書及び1年生前期の学業成績をもとに選抜します。
 

理工特別コースの教育カリキュラム

各学科での一般の教育コースでは4年次から研究室配属を行います。一方で, 理工特別コースでは2年次から研究活動が始まり, 一般的な授業での「インプット」重視の学習ではなく, 様々な発表会を通して, これまでに学んできた学習を「アウトプット」することを意識した授業を行います。


 

1~2年次のプロジェクトセミナーと3年次の特別研究(早期研究室配属)を通じて, 理工系分野の研究への興味・意欲と国際的視野を育む教育を継続的に行うことが本教育コースの特徴です。また, 学部で開講されている専門教育科目を, 学科の枠を越えて自由に選択して履修することができます。

 

理工特別コースの特徴

このコースの教育の特徴は以下のとおりです。
1. アドバイザー教員による個別指導のもと, 学科の枠を越えた専門教育科目の履修が可能です。
2. 1年後期~2年後期のアクティブ・ラーニングセミナー (プロジェクトセミナー), 及び3年次の早期研究室配属により, 「研究に重点を置いた学習」を早くから進めることができます。
3. 本コースが独自に開講している英語科目(理工専門英語セミナー)の履修により, 国際的視野と学術論文読解力を修得することができます。
4. 優秀な学生は早期卒業も可能です。

学習・研究のための環境も, 理工特別コース履修生に対して特別に整備されています。様々な研究用ソフトウェアが組み込まれたパソコンと300冊を超える専門書を備えた学習研究室が使用でき, 更には知識・経験共に豊富な大学院生による学習サポート(1年後期)が受けられます。