学外研究者による特別講演会(平成24年11月17日)

公開日 2012年11月26日

 平成24年11月17日(土)に,理工特別コースにおける企画「学外研究者の特別講演」として,九州工業大学大学院工学研究院の德田光弘先生に「建築計画分野におけるプロジェクト志向型研究」というタイトルでご講演いただき,理工特別コースの1,2年生が聴講しました。
 
 講演では,ご自身の設計された住宅やトランジットモールのある開放的なまちづくりの具体例を紹介された後,被災者へのインタビューを元に導出した豪雨災害の復興の法則を解説されました。さらに,従来の応急仮設住宅に代わる,調湿に優れ増改築が容易な積み木工法を用いた「小さな積み木の家」を説明された後,実施例として,岩手県陸前高田市に作られた「小さな積み木の家<集会所>」を紹介されました。

 その後の質疑応答では,「小さな積み木の家」の材料の調達と流通の苦労や実施検証,国産木材による産業の復興について,学生から多数の質問がありました。

 

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